大丈夫

大丈夫

最近若者の間で 大丈夫という言葉が、本来の意味とは違う使い方をされているようです。
「もう一杯お茶いかがですか?」「大丈夫です」、「今晩、一杯飲みに行くか?」「大丈夫です」というように、相手を傷つけずにやんわりと誘いを断るときに「大丈夫」を使うというのです。
本来「大丈夫」とは、「丈夫でしっかりしたさま」(明鏡国語辞典第二版)
「危険や損失・失敗を招く恐れが無いと判断できることを表す状態」(新明解国語辞典)
「しっかりしているさま。ごく堅固なさま」(広辞苑)
というように「丈夫でしっかり、間違いなく確かで、安心なさまを表す形容動詞」というのが本来の意味です。
丈は長さの単位で、夫は「おっと」ではなく「男性」を意味し、青年男子を「丈夫」といい、特に立派な男子を「大丈夫」と言ったのですが、そこから「非常に強い」「非常にしっかりしている」「非常に健康である」という意味に派生し、「間違いない」「確かに」という意味にも使われるようになったのです。その後励ましや期待の意味で「大丈夫だろう」とか「まちがいなく」「確かに」といった副詞の意味で使われるようになったため、「きっと」や「多分」といったニュアンスを含んで「大丈夫」が使われるようになったそうです。
このように言葉というものは、時代とともにその意味合いや使われ方が変化していくのだから、最近の若者の「大丈夫です」にあまり目くじらを立てることもないのかもしれない。

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大丈夫

最近若者の間で 大丈夫という言葉が、本来の意味とは違う使い方をされているようです。
「もう一杯お茶いかがですか?」「大丈夫です」、「今晩、一杯飲みに行くか?」「大丈夫です」というように、相手を傷つけずにやんわりと誘いを断るときに「大丈夫」を使うというのです。
本来「大丈夫」とは、「丈夫でしっかりしたさま」(明鏡国語辞典第二版)
「危険や損失・失敗を招く恐れが無いと判断できることを表す状態」(新明解国語辞典)
「しっかりしているさま。ごく堅固なさま」(広辞苑)
というように「丈夫でしっかり、間違いなく確かで、安心なさまを表す形容動詞」というのが本来の意味です。
丈は長さの単位で、夫は「おっと」ではなく「男性」を意味し、青年男子を「丈夫」といい、特に立派な男子を「大丈夫」と言ったのですが、そこから「非常に強い」「非常にしっかりしている」「非常に健康である」という意味に派生し、「間違いない」「確かに」という意味にも使われるようになったのです。その後励ましや期待の意味で「大丈夫だろう」とか「まちがいなく」「確かに」といった副詞の意味で使われるようになったため、「きっと」や「多分」といったニュアンスを含んで「大丈夫」が使われるようになったそうです。
このように言葉というものは、時代とともにその意味合いや使われ方が変化していくのだから、最近の若者の「大丈夫です」にあまり目くじらを立てることもないのかもしれない。